「激しい喜びはいらない…そのかわり、深い絶望もない…植物の心のような人生を…そんな平穏な生活こそ、わたしの目標だったのに…。」
BY 吉良吉影
週末の休日から再び家族と離れて夕飯の買い物を終えて20時に単身赴任先のアパートに帰宅し、晩酌中の婿パパです。
この冒頭の言葉…
誰の言葉か分かりますか?
すぐに分かった方は、かなりのアニメ通です。
今現在、アニメにもなって大人気の漫画。
私が小学校低学年から少年ジャンプで連載されていて、今も書き続けられている大河ドラマ的な漫画。
ジョジョの奇妙な冒険です。
私、ジョジョの奇妙な冒険が大好きです。
それぞれのタイミングで主人公が変わっていくと言う設定と、個性的なキャラクターが見方にも敵にもいるのが大好きです。
それぞれのキャラクターにドラマがあるところも好きです。
中でも、各キャラクターが漫画の中で発する言葉、名言が大好きでして…
たくさんあるジョジョの奇妙な冒険の名言の中でも、ジョジョ4部のラスボスである吉良吉影のこの名言が大好きです。
「激しい喜びはいらない…そのかわり、深い絶望もない…植物の心のような人生を…そんな平穏な生活こそ、わたしの目標だったのに…。」
生活での表向きは平凡なサラリーマンですが、実は正体は生まれながらに殺人衝動を持っている凶悪な男です。手の綺麗な女性を48人も殺してきた連続殺人鬼です。そして殺した女性の手を切り取って持ち歩いていると言う性癖を持っている最悪の男です。
昔は、10代や20代の頃はこの吉良吉影の名言が好きではありませんでした。
常に刺激のある飽きない生活を送りたい!っと思っていたからです。
普通に就職する事をせず、バンド活動にせいをだしプロを目指していました。東京の音楽学校へも通っていました。
その夢が破れても新しい夢、仕事で技術を身に着けてフリーランスとして生きていくと言う夢に邁進。
普通に勤め人になるのが嫌だったんです。
それでも今現在は、家族のために就職して勤め人として働いています。5ヶ月のブランクの後に転職してしまったので一から研修期間中ですが…
喜びは欲しいです。でも、そんなに激しくなくても良いんです。家族や仲の良い友人達が幸せなら。
絶望はいりません。人間は落ちる時は落ちますが、深く絶望しないように生きていければいいです。
平穏な人生を送りたい。39歳になった今では本当にその様に思います。
しかし、一般の普通に生活している人達、特に30歳を超えてきた人達にはこの吉良吉影の名言が染みるのではないでしょうか?
「激しい喜びはいらない…そのかわり、深い絶望もない…植物の心のような人生を…そんな平穏な生活を送るのが婿パパの目標!」
と言う感じで人生を生きるのってどうでしょうか?
私は、この思想こそが人間の求めている事の1つだと思います。