私の住んでいる地域でも桜が咲き始めて来ました。
東京や神奈川に比べると桜の開花が遅い地域ですので、まだまだ五分咲きくらいです。後ろの山にまだ雪が多く残っています。桜と雪山のこの絶景を来年は、ミラーレス一眼で撮影すると心に決めています。
心に決めているといえば、先週入ってきた新入社員も当社へ心を決めて入社してきたのだと思うのですが、金曜日の日ある一人の新入社員が言っていました。
「正直、仕事って給料もらえればいいんで。何でも。あ、〇〇は嫌ですけどね。」
まだまだ入ったばかりの新卒がすでに働いている先輩にこんな風に話してしまうんですね。
今の若者はこんな感じなのか?どれともこいつがこんな感じなのか?
毎年、新入社員が入ってくる会社で働いた事が無い自分が少し新入社員について思ったことを書いてみました。
新入社員あるあるってやつ?
四月八日の月曜日に人事部長が…
「おーい婿パパ君。新入社員いっぱい連れてきたよ~。」
っと私のところに来て、皆さんを紹介してくれました。
そしてその日に私を含め三人の先輩社員がメンターとして各新入社員を指導する立場になりました。
二十二歳の若い二人をまかされ、仕事以外にも趣味や出身地の事など、仕事で困っている事などの話をしながら過ごした一週間。
正直、みんな良い子です。
中途採用の社員が二名新卒と一緒に入社してきたのですが、こちらの二名はさすがに社会人経験がありますので、しっかりとしています。
それはそうと、新入社員っていろいろとあるあるがあるようなのですが、この記事の冒頭にも書いた…
「正直、仕事って給料もらえればいいんで。何でも。あ、〇〇は嫌ですけどね。」
ということを平気で先輩社員の前で言ってしまうのもあるあるなのでしょうか?
さすがに反社会的に少しヤンチャをしながら生きてきた自分からしても、失礼と言うか冷めているなと言う感じがしました。
さすがの私でも、上司や先輩社員の前ではこんなことは言えません。
新入社員ってうざい?
今まで働いてきた会社と言うのは、新卒採用があまり無い会社でした。
中途採用がメインの会社、現在も中小企業に勤めているわけですが、新卒採用をしっかりと定期的に行っている会社と言うのは、中小企業では正直あまり無いでしょうというのが実感です。
そのため、中途採用の社員へ仕事を教えた事はあるのですが、新卒採用の若い子達、ましてやメンターに任命されたわけです。
一週間、物流センターで働いてみた感想ですが…
新入社員ってうざい!
っと言っても本当に少しだけですけどね。
何かかまって欲しい犬の様に仕事が無くなれば仕事をしている先輩社員の周りにまとわりついてきますし。それに良く声をかけてあげているせいか、自分のとこに良くまとわり就いてきます。
ですが、うざいのではなく、何をしたらいいのかがまだ良く分かっていないのでしょうね。
私も去年の十一月に入社してきたばかりの頃は、何をしたらいいのか分かりませんでした。同業他社で経験のある私でも、新しい職場へ行けば分からない事だらけです。
経験があるからすぐに仕事も覚えられたし、言われた事が難なく出来るというのもありましたが、それでも仕事が無くなれば上司や仕事を教えてくれる社員に聞きに行っていました。
ただ待っているばかりで仕事は与えられない。ましてや三ヶ月の物流センター研修が終われば正式に試用期間が終わり正社員として採用され、営業として各々営業所へ配属となります。
チームで働くセンターとは違って営業は孤独です。
この三ヶ月で考えて少しでも行動できるようにならないといけないでしょう。
中途採用は新入社員の教育係にされちゃう?
メンターに任命された私を含めた三名の先輩社員ですが、そのうち二名は中途採用です。
正直、去年の十一月に入社したばかりの自分がメンターになるとは思っても見なかったのですが、それには理由もあります。
自分で言うのもなんですが、社内評価が良いからです(笑)
「婿パパ君が居てくれてたすかってるよ~。」
と言われていております。
自分としても転職した会社へ仕事で貢献できているというのは、とても嬉しいです。
中途採用だからメンターに教育係にされやすいわけではないのでしょう。理由としては、やはり仕事が出来ると言うことと、年齢が今年四十歳という部分。そして他にメンターとして教えてあげられる人がいないというのもあると思います。
他にメンターとして教えてあげられないというのは、このセンターの問題の一つなのですが…
中途採用社員で新入社員の教育係りを任せられるように上司から言われるというのは、中途採用社員の社内評価が良いということかもしれません。
中途採用の方は、参考にしてみてはどうでしょうか?
新入社員にハズレが居るのは人事も分かっている
私の面接も担当してくれた人事部長が言っていたそうです。
「新卒入社の社員は半分残れば良い方だな。」
正直、人事部としても全員が残るとは思っていないのです。これはどこの会社も一緒でしょう。
私と一緒にメンターになった若い新卒で入社してきて六年目の方がいるのですが、その方の同期八名はすでにみんな退職しているそうです。
六年で八名退職…
私の地元の某有名な上場している卸会社も新卒は三年で半分辞めて行くそうです。
この事から、定期的に中途採用の活動もしてくそうです。私が人事部長に話を聞いたら、毎年十月から三月にかけて中途採用を募集するそうです。
先日も社内メールで三名が今年退職すると連絡が来ました。
毎年、新卒も中途も入社してきてもそれ以上に社員が辞めていってしまうと大変です。どこの会社もそうですが、働き盛りの若い社員が居ないんですね。
部長に言われた…
「婿パパ君くらいの三十後半から四十前半の一番働き手の社員が居ないんだよ~」
というのがどこの会社も問題になっているのではないでしょうか?
これから正社員としての責任にストレスマックスになるでしょう
そんなこんなで人手不足もあり、会社としては新卒も中途も大事に育てて定年まで永く働いて行って欲しいわけですが、正直、新入社員の子達と一週間働いてみてメンター同士で話をした結果…
給料もらえれば良いと言っていた子は辞めるでしょう!っと…
中途採用と違って正直新卒の子達ってやりたいことも特に無いと思うんです。そういう子達がが大半なのではないかと思います。
自分がやりたくないことを切り捨てて取り合えず入社した感じなのではないでしょうか。
私の親世代、団塊の世代の様にどの様な職種でも普通に就職して普通に定年まで働く年代ではないですよね。
まあ、私もそうなのですが(笑)
二十代と言うのは、人生の中でも結構一位や二位を争うくらいに悩む年代です。
これからお客さんと接していく中で、理不尽な事があったりもします。会社の中でもそうです。
今まで学生の頃にやったバイトの経験しか無い子達が、正社員としての責任と重圧に耐えられず、ストレスマックスになり辞めて行く人もいるでしょう。
現在は研修期間中ですから、定時で帰れていますがこれから研修が終われば大変な生活が待っています。
先輩から言えること…
「息抜きしながら頑張れ!」
もうね、本当にこれだけです。
永く続けていって欲しいですけど、そうはいかないのが社会と言うものですよね。
もう一度言います。
「息抜きしながら頑張れ!」