その昔、非正規雇用で長年働いていた婿パパです。
非正規雇用でどうしようもないクズの集まりだと思う方、挙手をお願い致します。
などと書いてしまうと炎上してしまうと思うのですが、正直に言うと今回はかなり厳しい目線で記事を書きます。
本日、日曜の休日に43歳非正規雇用の友人とランチに行きました。
その友人は、月収10万円です。
日本では貧困の部類に入るのですが、この生活から抜け出す気持ちは無いみたいです。
でも、非正規雇用の話になると怒って向かってくる。
なぜなのか?
それは、本当はもっとまともな暮らしがしたいからです。
多くの非正規雇用の方が言い訳ばかりのクズではないでしょう。
主婦でパートで働いている人も非正規雇用ですから。
さて、そんな特に就職氷河期世代の非正規雇用の方について書いてみました。
就職氷河期世代は可愛そうな世代?
まずはじめに、私も就職氷河期世代です。
資格を取りに行っても、カルチャースクールで勉強しても就職はできず、就職できるのは本当に即戦力の一部の人だけでした。
大学を卒業した友人も、新卒採用で採用されたのはごく僅か。
せっかく高いお金を払って大学を卒業しても日雇い派遣という友人も多かったです。
私も20歳の時から30歳まで何と非正規雇用でした。
結婚してからの3年間も契約社員でした。
それでもその経験を活かして今では正社員で働いていますし、転職活動をしても40歳の自分に対して全国から正社員のオファーが来ます。
断ってしまいましたが、内定を頂いたある企業からは基本給296500円で役職加算35000円の月給331500円のオファーを貰いました。
年収にすると500万円近くです。
私も経験がありますから分かります。
就職氷河期って大変でした。
43歳の友人が言うには、あの当時に比べれば今は人手不足で正社員の求人が出てきているから良いというのですが、じゃあなぜお前は転職活動をしないのかと。
資格の勉強して独立目指すから月給10万円のパートでも良いそうですが、資格の勉強もまともにやらず今年は寝坊して受けれず。
そしてふてくされて1日中寝ていた43歳。
挙句の果てには、今年は合格率が低いそうだから受けても受からなかったよと話していましたが、言い訳が好きなんですね。
就職氷河期世代は、確かに時代が大変だったのも分かります。私もその世代ですから。
それでも、私は必死に家族のために正規雇用で働いて来ましたし、転職も正規雇用で年収アップしました。
友人達も、今ではしっかりと家族を養っています。
私の友人の43歳非正規雇用や、その他の就職氷河期世代の現在非正規雇用で働いているみなさん。
好きなことじゃないと働きたくないとか、言い訳ばかりしていませんか?
終身雇用が当たり前だった日本で転職をしている人間は負け組みらしい
日本は終身雇用の国でした。
今では世界屈指の企業であるトヨタの社長も終身雇用は難しいと言う位に終身雇用は、現在の日本では難しい時代なのでしょう。
経済学者のドラッカーも日本の当時の終身雇用制度を評価していましたが、時代が変り終身雇用は崩壊しました。
「長く1つの会社で働いて退職金を多く貰うのが勝ち」
「定期昇給がある会社で定年まで働くのが勝ち」
「転職したら負けでしょ」
当時はこの様な考え方だったのではないでしょうか?
43歳の非正規雇用で月給10万円の友人もこの様に話していました。
長く働いて退職金を多く貰う。正社員だろうと転職をしてしまった時点で負けだと。
時代は変わっています。
退職金だってあてにならない時代です。
家を購入し住宅ローンでボーナス払いを選択してしまった人達の多くが家を手放したそうです。
何が起こるか分からない時代です。
転職をしたら負け?
そうではありません。
自分をより良い給料を待遇を手に入れるために転職する事が負けだと思いますか?
住宅ローンの終った親の家に寄生しながら月給10万円の生活の方が幸せでしょう。
楽ですしね。
でも、本当に幸せなのか。
幸せを感じているならば、言い訳もしないし反論もしないはずです。
高学歴ニートと就職氷河期世代の非正規雇用の人は似ている
私の好きなyoutubeの動画があります。
某番組で放送された番組です。
ある有名なお2人と早稲田や慶應、東大を卒業したにも関わらずニートになっている人達との討論なのですが、私はとても面白く見ていました。
ですが、この話を43歳非正規雇用の友人に話したところ…
「オススメされてもムカつきそうだから見ないよ」
何故なのでしょうか?
高学歴だと言う事は、親御さんがそこそこの収入を稼いでいるという事です。
それなりの大学には学費以外にも、その大学に入れるために塾など色々な費用がかかってくるので、そこそこの収入がある家庭が多いのです。
私自身は、高学歴ニートの連中が面白くて、そしてそれを論破する有名な某塾講師と某政治家の話がためになって面白く見れました。
それでも友人は、見たくないというのです。
これ実は、高学歴ニートも43歳非正規雇用の友人も結局は同じなんです。
高学歴ニートは言いました。
「好きなことじゃないと仕事にしたくない」
友人も同じなんです。
やりたい事が無いからとりあえず今のバイトで働きながら資格の勉強をする。
高学歴ニート達も…
やりたい事が無いからとりあえず舞台をやる。
やりたい事が無いからとりあえずボランティアをやる。
やりたい事が無いからとりあえずブログで稼げるように頑張る。
無意識の内に自分と重ねて似ていると思ったので動画を見たくない、見たらムカつくというのが分かったのでしょう。
これ、当時の非正規雇用時代の私が見たらムカついていたでしょう。
良い学歴持っていながら、何甘えたこと言ってるんだと。
友人も結局は好きなことが、やりたい事が無いから今の興味のある資格の勉強をしているといっています。といっても今年の試験は寝坊して受けれていませんし、勉強も4年くらいブランクがありますが。
今の非正規雇用という現状を正当化するためだけの資格勉強だとしか思えないのです。
やりたいことじゃないとやりたくない?好きなことじゃないとやりたくない?
youtubeの動画でも某有名塾講師の先生が言っていますが、やりたいことより自分が出来ることで人の役に立つことが重要。
そして某政治家の方も35歳までに燃焼できるものを見つけろと言っています。
高学歴ニートと就職氷河期世代の非正規雇用の人は、似ている志向をしています。
まとめると〇〇が足りない
結論。
まとめてみると、必死さが足りないのだと。
親の家がある。
家賃や光熱費を払わなくても生きていける環境がある。
これ、高学歴ニートも就職氷河期世代の非正規雇用の人も一緒です。
甘えられる環境があるから甘えてしまう。
私は子供がいます。
子供のためにも稼がなくてはいけません。
非正規雇用では稼げません。
だから正社員で働いていますし、正社員として転職活動をして年収アップをゲットしました。
家族のためなら全国どこへでもその気になれば正規雇用として働きに行きます。
人のために生きていないから自由でいられるのだと私は思います。
親の家に住みながらいつ受かるか分からない資格の勉強をするなんて、最高のわがままだと思いませんか?
そんな彼らも本当は、しっかりとした定職に付きたいはずなのです。
それでもやりたいことが無いからと正社員の道があるにもかかわらず、国のせいにしたり時代のせいにしたりする。
言い訳ばかりです。
いつでも挽回できるチャンスはあったんです。
私も現在でも転職サイトからプレミアムオファーを頂きます。
約10年間非正規雇用の経験がある底辺だった私でもです。
「どんな形でも働いていればいいんじゃない?」
だったらわがままや言い訳は止めてもらいましょう。
いい加減に夢や幻想を捨てて、あなたを評価してくれる場所へ旅立ちませんか?