人生リスタート計画!折り返し地点からの上昇。

その昔、起業をして失敗し家族を食べさせるためにサラリーマンに戻り、会社のチェンジが3回も起こり家族中も悪くなったところでリセットしたく退社。そこからリスタートする自分自身の思いを綴ります。

【正社員になるのを諦めた!?】中年フリーターが苦しんでいる!!

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こんにちは、婿パパです。

毎週恒例の単身赴任先から実家へ帰ってきての日曜日の本日、この就職氷河期世代の人達が中年フリーターとして苦しんでいると言うニュース記事を読みました。

news.yahoo.co.jp

正直、私自身も就職氷河期世代ですので、思わず読まずにはいられない記事でした。とても気持ちは分かります。実際に私も現在39歳ですが、今年は40歳になります。私自身も中年の年代です。

私自身も長く非正規雇用で働いて来ましたが、現在ではしっかりと正社員として働いています。

この就職氷河期世代の中には、現在もフリーターとして働いてはいるが諦めずに正社員として働きたいと思っている人もいます。

しかし、一方ではそうではない考え方の人もいるのが現状。

同じ氷河期世代の婿パパの考えを書いてみました。

私や友人達もほとんどがスタートは非正規

まず就職氷河期と言う期間は1993年から2005年の間であると定義されています。

ja.wikipedia.org

私の年代ですと1998年に高校を卒業したり2002年に大学を卒業する年代ですので、就職氷河期にあたります。

私もそうでしたが、正社員としての仕事がこの時期に激減。その代わりに派遣社員としての仕事が急激に増え始めてきたのもこの時期でした。

派遣社員として働いたこともありますが、契約が終ればその職場での仕事も終わりですし、派遣で行っている会社の正社員の方々から良く扱われたことも無かった記憶があります。

大学や短大を卒業した友人達も、今は無き日雇い派遣の会社で働いていたり、派遣社員として工場や事務員として働いていました。

まともに正社員として働いていた仲の良い友人の中では、薬剤師の資格をとってある企業の研究開発部門に就職した友人と、美容師の資格を取って美容師として就職した友人だけでした。

しかし、派遣で働き始めた友人達は、知人や親のつてで就職をしたり、一生懸命に転職活動をし正社員として働き始めました。それが2006年頃です。

私はかなり出遅れてしまいましたが、今までのバイトや契約社員での経験がずっと同じ職種での経験でしたので、何とか正社員として転職する事ができました。

ですが、その経験を活かさずとにかく正社員の仕事を探していた時は、何度も面接へ行っても落ちてしまいました。

ちょうど埼玉に住んでいた友人も仕事を失い、東京都内なども含めて就職活動をしていたのですが、30社ほどは落ちたと言っていました。

そしてようやく就いた仕事が某家電チェーン店での派遣社員としてのネット回線の販売員です。

その友人も今では友人のつてで正社員として働いていて、今ではスピード出世し部長として毎日頑張って働いています。

私達、就職氷河期世代と言うのは今現在の人手不足から来る売り手市場とは全く考えられない時代でした。

正規の仕事に就くことを諦めている中年フリーターの中にはそれで満足している人もいる

現在も、友人の中には派遣社員で働いている人もいます。そして、契約社員やバイトで働いている人もいます。

私の友人でもあり先輩でもある大事な方がいるのですが、今年43歳になります。

もう7年ほど働いているのでしょうか。1日6時間のバイトをしながら生活をしています。

話を聞くと、1ヶ月の給料が10万円を行かない時もあるそうです。勿論、独身。

ニュース記事の中では「正社員なんて無理。月給20万円なんてぜいたくだ」ということを思っている方、「今生活できていればいい」と思っている方がいるそうです。

私も友人ですから心配なのですが、今現在は仕事を変える気もないそうです。

非正規でも生きていけるわけだが…

正直に言いますと、非正規としても日本という国であれば十分に生きていくことができるでしょう。

私自身も経験があるので分かるのですが、自分1人が贅沢をせずに生きていくのであれば十分に生きていけるのが日本の良いところでもあります。

43歳の友人も行っていましたが、「日本はバイトだろうがなんだろうが生きていける国」と言っていました。

以前の職場でも40歳を越えて正社員として働かず、私が働いていた職場でパートとして働いている方々が10名ほどいました。

時給820円で月の平均出勤日数が20日だとして、月給131200円。

正社員として働いて昇進が無くても、そして昇給が無くても月給20万は普通に欲しいのですが、彼らには養わなければいけない家族もいませんし、親の実家に住んでいれば普通に生活ができるわけです。

そして人間は、変化を嫌います。

実際、バイトやパートなどの非正規の方が働き方は楽です。正社員のように責任がある立場ではありません。

ニュース記事には国が何とかしなければいけないという提案もありますが、正直、非正規でいることを選んでしまっている方々も多いのではないでしょうか?

やり直したいなら自分の経験を見つめなおす

非正規から正社員として安定した転職をしたいのであれば、自分のこれまでの仕事の経験と経歴を見つめなおす事が必要だと思います。

私も去年の11月に再就職しましたが、今までの経験を活かせました。現在の会社の人事も私の履歴書職務経歴書が届いてすぐに電話をかけてくれました。

中途採用と言うのは、それだけ経験を重要視します。

非正規でも働いてきた経験はあるはずです。その経験をしっかりともう1度見つめなおしてから、正社員としての転職を目指した方がいいのではないでしょうか?

正直、40歳を過ぎてから未経験の職種に行くことは厳しいでしょう。

しかし、私が現在勤めさせていただいている会社でも去年の9月に中途採用社員を取りましたが、その方は44歳です。

44歳でも今までの経験が活かせる仕事であれば、十分に転職は可能です。

だからこそまずは自分の仕事の経験を見つめなおしてみましょう。

国や資格を頼りにしない!

そして私自身が思う大事な事。

それは、国や資格を頼りにしないということです。

以前、Youtubeで「就職氷河期世代の今」という番組を見たのですが、正直に言って考え方が甘いとしかいえませんでした。

自分のやりたい事が見つかるまでは働かない。

資格の勉強をして合格したからこれから。

やりたい事を見つけるまで時間は待ってくれませんが?資格の勉強をして合格し、その資格を活かして仕事をしようとしても実際に働けるかどうかはわかりません。

動画でもファイナンシャルプランナーの資格を取ったが、結果として就職先はなく、泣く泣く独立するも食べらない日々が続いている青年の姿が…

国が何とかしてくれないからいけないんだ!!

と言う気持ちも分かりますが、国が何とかしてくれるのを待っていても時間は過ぎて行きます。

だからこそ、国や資格に頼るのではなく、自分自身の経験に頼りましょう。

就職氷河期世代であれば、そこそこ仕事をしてきているはずです。その経験をもう1度見つめなおしてみませんか?

私の様に、きっとあなたの経験を買ってくれる企業もかならずありますよ。