本日のyahooニュースで民間企業の平均年収が441万円だというニュースが配信されました。
民間企業で働いているサラリーマンの平均年収だそうです。
441万円、果たして本当にこれが平均なのでしょうか?
年代が違えば当然違いますでしょうし、勤めている会社によっても違う。住んでいる場所が東京や神奈川以外の地方都市に住んでいても違います。
この平均年収441万円について書いてみました。
平均年収は中央値で見た方が良い事実
実際に平均で年収を出してしまうと、不平等なことが多いです。
例えば、人口が1000人の町があるとします。
900人が年収300万円。100人が10倍の年収3000万円。そうすると平均年収は570万円になります。
この様に実際は多くの人が貰っていない平均年収で計算されてしまう事が多いのです。
こちらのリンク先の様に実際中央値で年収は見た方が一般の人達の実際の年収に近くなります。
https://career-picks.com/average-salary/nenshu-chuochi/
実際の年収は…
日本では360万円くらいだそうです。
平均年収441万円に比べたら、81万円も少なくなってしまいました。
50代 年収 300万円の人もいる事実
年代別でも年収は基本変ってきます。
役職に就いていたりでも変るでしょう。
働いている会社でも年収は変わります。
私が住んでいる長野県では、某上場企業の小売業で働いている人達の年収がとても低いと話題になった事があります。
50代でも年収300万円ほどの人がいるというのです。
さすがにこの50代で年収300万円では、普通の生活は出来るのでしょうが家族がいたらどうでしょうか?
子供を進学させたい、家を購入したいということはほぼほぼ無理なのではないかと思います。
私の現在の年収は361万円。前職は420万円
私は、去年の11月に転職をしました。
現在の私の年収は大体361万円です。
日本の平均年収中央値とほぼ合っています。
ただこの中央値の年収でこれから1人息子を将来大学に進学させるのは難しいと思っていますし、妻も同じように思っています。
前職では、420万円の年収でした。民間企業の平均年収441万円に近い年収を貰っていた事になります。
年収が300万円台の人はどうすればいいのか?
家族を養っていて年収300万円台では正直きついのではないかと思います。
若いうちならば良いのですが、30代、40代になって現在の私のように小学校4年生の1人息子がいる状態では、将来のことを考えると厳しいのかもしれません。
前職では残業代も支給されていましたので420万円を貰っていました。しかし、昇給が無い会社で若い社員は年収が300万円ギリギリ行かない年収でした。
ですので当然退職。
年収を上げるには転職か副業しかありません。
このご時勢、大手企業も副業を解禁し始めています。
年収を上げる、または収入を上げるのであれば転職して現在の職場よりも年収が多い企業に転職する。本業が終わった後にバイトなど違う場所で労働を増やすなど工夫が必要です。
また、インターネットで通販ビジネスをしたりアドセンスなどの広告収入を得るように頑張るのも1つの方法ですが、それを構築するまでのお金にならない労働も必要になってきます。
まとめ
国が発表する民間企業の平均年収と言うのはあまりあてにしないほうが良さそうです。
少ない年収を上げるにはどうすればいいのか。
色々と方法はありますが、手っ取り早いのは転職です。
さらに収入を上げるのに手っ取り早いのは、本業が終ってからのバイトです。
転職も自分が住んでいる地域で年収が上がる企業が無ければ、転居や移住も考慮に入れるべきかもしれません。
今回のニュースから分かるのは、国と言うのは民間企業で、特に中小零細企業で働いている人達のことを本当は良くわかっていないということなのではないでしょうか?